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5.コスト(原価)管理

QCDSEのCコストについてご説明いたします。

建設業でコストと聞くと「自分にはまだ早い」と考える若手の方や
コストは得意だ~っていうベテランの方もおられると思います。

建設業のコスト

建設業の仕事とコストは全てと言っても良いくらい全てに関係しています。
何か作業をする際には,人・機械が必要になります。
それには必ずコストがかかります。
また何かを作るためには材料が必要となり,
それには必ずコストがかかります。

そのコストがいくらかかるのか?については確かに専門知識を用いて
計算する必要がありますが,
施工をする上では常にコストに直面しているのです。

全ての根源はコスト

そもそもゼネコンはボランティア業ではありませんから,
利益を出さないと会社は倒産します。

利益を出すためには,単純になるべく多くのお金をもらって工事を受注し,
なるべく少ないお金で工事を完了させる,
つまり収入を増やして支出を減らすことが重要になります。

『当り前の話』です。

先述した通り,人・機械・材料にはお金がかかります。
建設業では1日に10人で100のものを造るのが普通であれば,
1日に10人で1000作れるようにすれば儲かるし,
逆に10しか作れなければ儲かりません。
10人で100作るように契約していたのに10しか作れなければ90赤字ですし,
1000作れれば990の黒字になります。
また急がないといけなくなり1日に20人で150作れるようにすると
1日で進む量は多くなりますが
1つあたりにかかる人間の数は大きくなり,契約より儲かりません。

このようにコストはあらゆるモノだけでなく,効率にも寄与していることがわかります。

若手からコストに関わっている

そう考えますと,若手の仕事が現場の作業を管理することであっても,
常にコストとは向き合っているわけです。

一つのモノを造るのにどれだけの材料を入れようかとか,
どれだけの人に来てもらおうかとかどれだけ時間をかけてやろうかとか,
そういったことは直接的にコストという言葉を使わなくてもコストに関係しているのです。

ですからコストは様々なことに関与する非常に大事なファクターです。

利益優先になれば人を少なくモノを造りたくなります。
しかしそうすると品質トラブルや安全のトラブルが発生するかもしれません。

そうならないようにするのがゼネコンマンの仕事です。

この章ではこれをバランスよく管理することを意識するために知識を身に付けてもらえればと思います。

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この記事を書いた人

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