どうも!MAINSです!
先日、技術士二次試験の総監筆記試験を受けてきました。
今後受験する方のために?なれば?と、終わった直後の感想とこういう勉強すればいいよね!っていうのをまとめていこうと思います。
また、正式に、受験対策としても紹介しようと思いますので今回は簡潔に!
まずは私の勉強実績
技術士受験生の方々の多くは、1年もしくは長期的にずっと勉強をされて受験される方が多いと思います。
しかし私はお尻に火がつかないと勉強できないタイプでして、
今回の総監受験に対しても申し込みからしばらく何も手を付けていませんでした。
言い訳をすれば、日常の仕事が忙しいのもありましたし、
他にもその場で興味がある本なんかがあるとそっちに集中しちゃうタイプなので、
優先順位が上がるまで手を付けれずにいました。
ちなみに建設部門受験時も
その時に超流行りしてました『鬼滅の刃』を単行本購入してしまったことから、
妻にも驚かれるほど連日連夜徹夜で漫画を読み漁り、勉強できないこともありました。
そういう集中力があってこそか??
一応やる時にはできるタイプで、直前には1日1時間程度みっちり勉強しました。
だいたい2か月前くらいから勉強を始めたので多くて60時間くらいの勉強時間です。
勉強の9割9分は択一試験に時間を注ぎました。
論文試験は、建設部門を受験して2年の空白があったのみだったので、
おおよその要領を掴んでいましたからなんとかなるだろう。と思っていたところです。
択一試験の勉強方法
私が使った参考書は二冊です。
①技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策
日刊工業新聞社 作者福田遵
※アフィリエイトはしていないのでこちらでお調べいただければと思います。
こちらは最近の試験問題がとにかく大量に記載されています。
技術士会HPやスキヤキ塾にも過去問が掲載されていますが、
それらのほとんどが網羅されており、さらに充実した解説がされています。
②技術士第二次試験「総合技術監理部門」難関突破のための受験万全対策
日刊工業新聞社 作者森浩光・土谷和
こちらは、問題数は少ないですが代わりに論文対策や試験の概要を多く記載してくれています。
択一問題に関しては前者に記載以外のものは書いていないので、
私は後者の参考書はほとんど使用していません。
論文対策にもバランスよく力を注ぎたい方にはいいかなと思います。
といわけで①の参考書をひたすら繰り返し(多分3~4回程度)読み返し問題の傾向を掴みました。
総監問題の難しいところ
・専門用語(特にアルファベット用語)が多い
・慣れ親しまない分野の問題が多い(特に情報とか環境とか)
・引っ掛けが多い(努力義務がある⇒× 義務がある⇒〇みたいなもの)
等が挙げられます。
専門用語や慣れ親しまない分野についての勉強方法ですが、
これをキーワード集から1つずつ調べて、暗記して…とやってると非常に時間がかかります。
(時間があればそれもいいですが)私には時間がないので、
とにかく問題を解き、イメージを掴むことに専念しました。
引っ掛けに関しても、言い回しに違和感を感じれるようになったり、
繰り返し問題を解くことで感覚が研ぎ澄まされてきます。
しかし、3回目くらいから問題と答えをセットで覚えてしまうようになるので、
そうなるとあまり問題集に時間を掛けても意味がありません。
だいたいそのあたりで試験の2日前になっていたので論文対策に移りました。
論文対策の勉強方法
論文対策にもたくさんの勉強方法があると思います。
過去問や想定問題を自分なりに考え・論文を作成し・添削してもう方法が最も有効だと思いますが、
私には時間がありませんので(念押し・・・)
まず、文字を書くことをしないように取り組みました。
文字を書くということは非常に長い時間がかかります。
私の論文対策
とにかく合格論文を読み、成功の法則を見つけることにしました。
総監の論文対策で最も重要なのは、専門部門試験と異なり、技術的な話以上に総監の5管理とトレードオフを理解することにあります。
それらをどのように考え、どのように解決してきたか(今後するか)を記載することが重要になります。
合格論文にはそれらのエッセンスが詰まっていますので意識して読み解くようにします。
今年の問題の傾向(択一試験)
今年2023年の択一問題は比較的、簡単であったと言われています。
私には難しかったです(自己採点で60%でした)
しかし確かに、先ほど紹介した参考書を完全に覚えていれば7割近くは取れるものと思います。
つまり勉強方法として、参考書を繰り返し行う作戦で十分だと思います。
今年の問題の傾向(論文)
今までと問題形式が異なっていましたので慌てた方も多いと思います。
ちなみに私は、問題形式が変わったことで、
勉強時間が少ないことを補えるか?と思い少しありがたく感じました。
大きく異なったのは
・上層のプロジェクト、事業について論ずる必要があったこと
プロジェクトや事業を取り扱う点では同じでしたが
今までは1つのプロジェクト・事業でしたが
今年は、継続的なプロジェクト・事業を取り扱う母体について論ずる…ということでしたので、
上層の話、つまり会社単位の話について論ずる必要があったと思います。
・回答用紙の配分が異なったこと
今までは
現在、所属する事業・組織について(2枚)
これまで・直近で行っている取り組み(1or2枚)
これから行う取り組み(1or2枚)
今回は
現在、所属する事業・組織について(1枚)
現状分析(1枚)
解決するための方策(3枚)
ということで配分が大きく変わりました。
総監では論文のつながりという観点を重要視されていますが、
問題に答えれば必然的につながるので、
いかに現在の所属する事業について、を以降の説明に使うか、
が大事だったのかと思います。
全体的な感想
私の約60時間という劇的に少ない勉強時間である程度、問題が解けている時点で、
・レベルが低いか
・私が優秀か
のどちらかかと思いますが、多分両方だと思います。
優秀というのは冗談で、
『建設部門受験後からそれほど時間が経っていない』といのが
非常に大きく有利な要素であったと思います。
やはり論文は
普段、行っている業務とは一味違うルールの下で、一味違う書きっぷりが必要になってくるので、
部門受験から大きな時間を空けてしまうとそれだけ不利になると思います。
ですから総監受験はなるべく早い方が良い。
そして、大事なのは択一試験ですから
(まずそこで点数低ければ、論文読んでもらえない可能性が高い)
最低限の点数は取っておきたいところです。
勉強時間は長ければ長いほどいいですが、集中して効果的にやらなければ意味がありません。
私の勉強方法はもっと色々な工夫をしましたが、受かっていないと紹介できないので、、、(笑)
総監受験に向けてのテクニックについては合格後に紹介したいと思います!
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