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モノレールの現場を見に行こう!基礎杭編

大阪モノレール延伸工事

こちらは大阪モノレールの延伸工事のうち、東大阪の瓜生堂車両基地と言われるところです。

大阪モノレールはこれまでEXPOシティで有名な千里から、門真市駅までをつないでおりました。そこからそのまま大阪府道中央環状線(近畿自動車)に沿って、南下し東大阪まで延伸する予定です。

現在、大阪モノレールの車両基地は千里にしかないので延伸に伴い、大阪府道中央環状線の緑地帯であったところに車両基地を造ろうということで工事をされています。

大阪モノレール㈱様 HPカタログよりお借りしました

現在の工事内容としては基礎杭工事(ここでは鋼管杭)を行われています。


三点式くい打ち機と、相判(セット)のクレーンであるクローラークレーンで施工を行われています。
鋼管杭の打設方法には様々な種類がありますがこちらでは同時埋設工法という方法で施工を行われています。

鋼管をくい打ち機自体に装着し(ドリルの外側に鋼管を設置し)先端の拡径ビットで穴を掘りながら同時に鋼管を沈めているので同時埋設工法と言います。

それに対して後埋設工法というものもあってそれは先にドリルで地中を掘っておき安定液(セメント懸濁液)で土中の崩壊を防いでおき、鋼管を上から挿入するという方法もあります。

↑↑ 詳しい工法説明がありました!!!

それぞれにメリットデメリットがあって、同時埋設工法は施工時間が早く、排泥(産廃となるセメント液)が少ないが、大きな機械が必要であったり先端ビットが特殊のものを使用しないといけないなどがあります。
また後埋設工法は、施工の確実性は高いけど、時間がかかり、排泥が多くなる等の特徴があります。
よって、現場の条件に合わせてそれらを選択する必要があるのです!


この現場は細長いのが特徴の現場のため杭打機・クレーンが2セットで施工をされていますが、それらの工法選定・機械配置・機種選定については計画する者がそれをしっかり考えて合理的な配置・施工方法で仕事を行う必要があります。

こういった検討ももちろんMAINSは得意にしておりますので是非、ご相談おまちしております!

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